【山の日】石井スポーツ所属・契約アスリートからのメッセージ

2021-08-08

黒部源流越しに見る槍ヶ岳、北ノ俣岳

山の日は「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」をテーマに「山と自然の安全と防災」「たくましい子供たちの育成」「森林と水資源の保全」「地域活性化」をかかげて多くの人がかかわって創設された国民の休日です。この休日を祝して、石井スポーツの所属・契約アスリートによる皆様へのメッセージをお届けします。

天野 和明
石井スポーツ登山学校長・IFMGA国際山岳ガイド

チベット、シシャパンマ山頂にて

『山高きが故に貴からず』
山は不思議だ。はじめて会った人とも、はじめて一緒に山に行っても、「山」という共通言語があるだけで、心が通じ合うような気がします。
山に出会うきっかけは人それぞれですが、みんなそれぞれ自分なりの山との距離感や、取り組み方があり、場合によっては人の生き方を大きく左右したりします。

僕が石井スポーツ登山学校で心がけていること、それは「一期一会」ということです。
山との出逢い、人との出逢い、その時その瞬間は2度となく、参加されたお客様にとっての 初めてがより印象的で、今後のみなさんの登山人生に役立つよう、山の楽しさとともに安全、安心を伝えるよう心掛けています。
コロナ禍で思うように活動ができない昨今ですが、山が好き、そして山が好きな人が好きなんだということをより強く意識するようになりました。
山は競争ではありません。さあ、自分らしいあなたの山を見つけに行きましょう!
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平出 和也
所属アスリート アルパインクライマー・山岳カメラマン

父親に連れられ初めて登った5歳の登山の時から、私はこれまで自然からの贈り物をたくさん受け取って来た。厳しい自然の猛威に恐れおののき、格闘した先に出会った感動的な景色はもちろん、山菜や畑の野菜などの恵みも。永遠ではない自然だからこそ、今の貴重な自然に触れ合って私のように自然からの多くの贈り物を受け取って欲しいと思う。しっかり手渡ししてつないで行く事の大切さを最近よく感じる。
登山を始めてから、世界の数々の空白地帯に少しずつ足跡を残してきた。この一年はどんな足跡を残しただろうか?そしてこれからの一年は。子供とツリーデッキで過ごしながら想いを馳せる。こんな山の日も良いかもしれない。
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中島 健郎
所属アスリート アルパインクライマー・山岳カメラマン

剱岳

夏山シーズン真っ盛り!と言っても、新型コロナの影響でなかなか思うように山へ向かえていない方が多いかもしれませんが、準備も山登りの楽しい時間です。どこの山に行こうか、どんな装備が必要か、こんな食料があれば元気になれる、など考え出したらきりがありません。でも実際に行ったら、そんなことは忘れて山にどっぷり浸かってしまうのでしょう。
さて、僕のお気に入りの山は北アルプスの剱岳。学生時代の合宿で初めて出会ってから、夏・冬と何度も登りました。近年でも厳冬期の黒部横断など、剱岳は僕に挑戦する舞台を与えてくれます。最近は訪れる機会が減ってしまいましたが、遠くからでも威厳のある佇まいを眺めるだけで、また行きたいと心が躍ります。一年を通して、季節の表情を楽しめる山、みなさまも是非見つけて下さい!
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仲川 希良
山遊びクラブスペシャルサポーター モデル・フィールドナビゲーター

8月は難易度が高かったり、遠くの山々に挑戦することも多い季節。今はなかなか難しいですが、これまで訪れた夏山の写真を見返すだけで心が晴れ渡り、山の風に吹かれるような気持ちです。
息子が生まれて1年が過ぎ、タイミングや対策をしっかりと考えながら、一緒に自然のなかへ出かけることも増えてきました。
先日歩いた八千穂高原では、滝の流れをじっと見つめ続けていた息子。山の水が、街にも海にも繋がっていることを想像できる子になってほしいと、「山の日」を迎えて改めて思います。
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竹内 洋岳
契約アスリート プロ登山家

ネパール ソルクンブ地区、マランフランにて

「山の日」は「山」の日で「登山」の日ではありません。登山に行けない日でも、登山をしない人でも、ちょっと山に想いを馳せてみましょう。
ただの地球のでっぱりを、人が山と呼び、名前をつけ、神話を紡ぎ、高さを測り、そこに挑戦した歴史が山の個性と魅力となりました。それはすべて、山を想うことから始まります。同じ山は地球上に二つ無く、全ての山が世界に一
つだけの個性と魅力を持っています。ぜひ、あなただけの唯一つの山を想い描いてみてください。
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