石井スポーツは「東北の高校生の富士登山」を応援しています

2019-07-30

石井スポ―ツでは、田部井淳子基金 主催で2012年から行われている「東北の高校生の富士登山」プロジェクトへ協賛しています。
本年度も、登山学校校長天野以下、大宮店的場・登山本店越谷・登山学校東の4名が高校生の登山リーダーとして参加しました。初日小雨の降る中6合目の山小屋まで登り、翌日7月25日に参加者104名全員が無事に富士山登頂を果たしました。

今回は、田部井淳子氏のご子息であり田部井淳子基金の代表理事である田部井進也氏から、本プロジェクトのご報告がありましたので掲載致します。


東北の高校生の富士登山2019を応援してくださった皆様へ

「東北の高校生の富士登山2019」無事に全行程が終了しました。おかげさまで104名全員が登頂できました。
ご支援、ご声援を頂いた皆さま、本当にありがとうございました。

福島の用事も済ませ、本日実家に来ました。
母にも今年の富士登山が無事に全行程終了したことを報告しました。

自慢させてください。
毎年、東北の高校生の富士登山は最高に感動できることがたくさんあるんです。

ある男の子と話をしたときのことです。

「なんで参加したの?」と、聞いたところ
「学校の先生から聞いて。でも、学校が夏休みじゃないんで悩みましたけど、来てよかったです!!」

と、

「え?!マジ??、学校平気なの?」
「親と先生が、学校じゃ学べないことを学べるから行ってこいって言ってくれて、マジで来てよかったです。友達もたくさんできました。」
って言ってくれたました。

参加した高校生104名それぞれの物語があります。

帰りみんなが「楽しかったです」「最高でした」って言ってくれました。
細かいことは多々ありましたが、全員が登頂できて笑顔に帰ってこれたこと、本当に嬉しく思います。

彼らは本当に格好良かったです。
ボロボロになりながら、一歩一歩と前を向いて歩き続けました。
頂上についたみんなは、キラキラ輝いてました。

下山の6合目が近づくにつれて、「もう終わってしまうのか」という淋しさと同時に安堵感が込み上げました。
具合の悪い高校生と最後尾を共に歩き、後ろから全体の隊列を見ていたとき「僕はたくさんの人に支えられているんだ」と思いました。

何度も言います。
皆さま、ありがとうございます。

東北の未来は彼らが強く支えてくれるはずです。断言できます。
彼らは素晴らしい人材になります。
ガッツあり、思いやりがあり、協働することができます。

とても素晴らしい人材です。
彼らを見守っていただければと思います。

東北の高校生の富士登山を支援して頂いてる皆さま、
サポートとして協力してくれる皆さま、
本当にいつもありがとうございます。
来年以降もよろしくお願いします。
今年もありがとうございました。

来年に向けて、歩き始めます。
「東北の高校生の富士登山2020」
よろしくお願いいたします。

一般社団法人田部井淳子基金
代表理事 田部井進也


「田部井淳子基金」およびプロジェクトの詳細について
詳しくは以下をご覧ください。

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