山登りにかかせないザックは、身体とのフィットがとても大切です。またザックにはサイズのバリエーションがあるタイプも少なくありません。用途や登る山の種類などにあわせて、お客様にあったザックをご提案させていただきます。コンパクトなザックから大型ザックまで背負ったことのある石井スポーツスタッフに是非お声かけください。皆さん「ざっくりザック選んでいませんか?」
<石井スポーツ推奨!ザック選びの心得>
- 体(背中)とのマッチングがきわめて重要!
- 容量の決定と背面長サイズをチェック!
- フィッティングを確認!(※)
※ザックのモデルにより背面長サイズがないものがございます。
ザック選びの目安(早わかりチャート)

山行スタイルに合わせて容量を決める
ザック選びは容量を決めることから始まります。
決め手となるのは日数、自炊の有無、シュラフの持ち込みの有無といった山行のスタイルです。
まずは下のチャート図をたどりながら、適した容量をお選びください。(下の容量表記はあくまでも目安です。寒い季節によっては防寒具など荷物が増える場合があります。
量(目安) | 登山状況 |
---|---|
20~25L | 日帰り・ハイキング |
25~35L | 日帰り~山小屋1泊 |
35~50L | 冬の山小屋泊~荷物が少ないテント泊 |
50~70L | テント泊 |
70L~ | 長期間の縦走、遠征に行く人 |
皆さん、ディバ60の「60」という数字に意味は何か分かりますか?これはそのザックの容量を指しています。
ちなみに「30+5」とは、30リットル分の本体容量に加えて、上部の雨蓋(雨が入ってこないようにするおおい)が伸びて容量が5リットル増やせる、ということなんですよ。

ザック Q&A
- 季節に合わせたザック選びのコツを教えてください
- 最近のお客様のご要望を伺っていると、夏場の通気性を考えた「背面メッシュ」のタイプが結構出ています。しかし、冬など雪の中で使うと、そこに雪が詰まってしまうデメリットもあります。厳冬期に登山を行うかどうか?ということもよく考える必要があります。この辺りは是非私たちにご相談いただきたいですね。
- 最近人気の(トレンドの)メーカーはありますか?
-
最近、マイナーチェンジが多くなってきておりますが、オスプレーとグレゴリーは指名買いが多いですね。
ちょっと個人的な主観が入ってしまうのですが、アメリカのザック(バックパックと呼ばれたりしますけど)というのは、どちらかと言えば水平移動のイメージで、旅行をするためのものという感じです。ヨーロッパのブランドっていうのは、どちらかと言えば山に登る、垂直移動のイメージ。僕は、山に登ることが好きな人間なので、ヨーロッパ派(すなわちミレーやカリマー)ですね。
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