スパンティーク遠征報告 出国~パキスタン滞在編【札幌店】

2024-07-08

こんにちは。石井スポーツ札幌店の坂口です。
 
今回は、以前お知らせしておりましたスパンティーク(7027m)遠征の日程やパキスタンまでの道中をご報告させていただきます。
 
【出国~パキスタン滞在編】
日程
各隊員東京集合の後、三浦ドルフィンズ低酸素室をお借りして高所順応。
その後、5月27日に成田から出国し、タイ・バンコク経由でパキスタンの首都イスラマバードへ向かう。到着後カラコルムの登山基地であるスカルドゥという町に移動し、ここでは登山前の最終準備を行います。
日本からあらかじめ送った大量の荷物を受け取り、ポーターや登山許可証の手配などをしてくれる現地エージェントと打ち合わせと行動食や装備の最終の買い出しなどを行います。
ここには3日間滞在し、すべての準備を済ませキャラバンの出発点であるアランドゥ(約2700m)という小さな村へと移動します。
 
アランドゥからは4360mのBCまで3日間かけてゆっくりと登り、そしてこのBCから20日間ほどの登山期間で登頂を目指すと言うのが今回のざっくりとした計画です。
 

パキスタンと目的地周辺の地図

 
 
5/26 新千歳空港→羽田空港→三浦ドルフィンズ
 
待ちに待った出発日で、今まで準備してきた苦労が報われる日。ようやく出発だ~!
初日は新千歳空港から羽田空港へ。忘れ物がないか皆で確認しあう。まあ、ここで何か忘れたことに気づいてもどうしようもないのだが、、、
 

4人分の荷物。一つ一つはずっしり重たい。
 
無事に羽田空港に着き、電車と徒歩で三浦ドルフィンズまで。
大型ザックを背負って街を歩くのは異様?だが、東京を歩くのは田舎者の自分にとってはなかなか楽しかった。
 
低酸素室では4000mに設定してもらい軽く説明を受けて早速寝る準備。
初めての4000mだったが、やはり全くと言っていいほど眠れなかった。そして頭痛がおまけで付いてくるモーニング。人生初めての高山病であった。。
 

三浦ドルフィンズの低酸素室。男4人が横になれるくらいの広さ。
 
 
5/27 三浦ドルフィンズ→成田空港→タイ空港→イスラマバード
 
頭痛と眠気を引き連れたまま成田空港へ。タイ航空を利用してイスラマバードまで行くが、タイ航空は超過荷物に厳しく、1kgオーバーするごとに5000円の超過金を徴収される。
オーバーしないように皆で分担して持ち合い、結果なんとかセーフで一安心。
 
タイ空港で乗り継ぎ、10時間超のフライトでやっとこさイスラマバード空港に到着。
空港内にはAK47のようなごっつい銃を持った警官がいて、日本とは違う異国に来たことを実感。おっかない国に来てしまった、と最初は思ったが、後でその印象は大きく変わることになった。
 
空港の外に出ると、もあ~とした空気と共にエージェントがお出迎え。イスラマバードは夜でも30度近く、涼しい札幌から急に暑いところに来たので自分はちょっとやられ気味。。
 

イスラマバード空港
 

イスラマバード空港の外観はきれい
 

エージェントが用意してくれたバン。日本製のため、車内では日本語が見れて少し嬉しい。
 
 
5/28 イスラマバード→スカルドゥ
 
朝食後イスラマバード空港に向かいスカルドゥ行きの飛行機に乗る。
飛行中ナンガバルパッドや壮大なスケールの山々を見ることができたらしいが自分はあいにく見れなかった。悔しい!
 
スカルドゥ空港に降り立つと、圧倒的なスケールの山々がお出迎え!
周りの景色の大きさに大興奮してしまった。
周りの山々は一体何メートルくらいあるのだろうか?
 

パンは甘く、鶏肉とじゃがいもの料理はスパイスの味がきいてておいしい
 

スカルドゥ空港着陸後の風景
 

青空と山々
 
空港で今回の遠征をマネジメントしてくれる、グルさんと合流。
ホテルまで送ってもらい、ごはん休憩した後日本から送った荷物の確認作業。
全てちゃんとあることを確認して今日の作業は無事終了!
 
後は足りない装備の買い足しや、お土産やなどを見て回る。
観光後はホテルでゆっくりするが、頻繁に停電が起こり、空調が止まって部屋が暑くなりがち。田舎の方では電力の供給が安定していないみたいだ。
 

スカルドゥ空港。日差しは強いが、気温は26度くらいで過ごしやすい。
 

マネジメント責任者のグル。英語が堪能でホスピタリティ溢れる人物。
 

事務所にて装備の確認。
 

町中に何軒かある山道具屋。大していいものは置いていない。
 

ドライフルーツ店。これも町中に何軒かある。観光客に慣れてるのか英語が話せる人が多い。
 
 
5/29 スカルドゥ滞在
 
朝食後ホテルの側を流れるインダス川を眺めに行く。とにかく何もかもスケールがでかい。
朝は気温も控えめでさわやかな風が心地いい。
 
昨日大体の作業を終わらせたので今日はゆっくり観光day。
雑貨屋さんや青果店をのぞいて気に入ったものを買う。
色々な店があり見て回るのに飽きないが、早く山に行きたくてうずうずしてくる。
 
今日ぐらいからお腹を壊すメンバーがでてきて、次は自分ではないかとびびる。
自分はお腹が弱いからなおさら心配だった。

 

広大なインダス川を望む
 

色々な装飾品が置いてある
 

バイクも多いが同じくらい車も多い。そして日本車が町では溢れている。日本とパキスタンの繋がりを感じた。
 

青果店。生物はお腹を壊すのが怖くて何も買わなかった。
 

町中にいるヤギ。とてもめんこい。
 
 
5/30 スカルドゥ→アランドゥ村
 
待ちに待った出発日。
ジープに荷物を乗っけていざ出発!

 

安心のトヨタ製
 

これもまた壮大なインダス川。でかすぎて、もうよくわからない。
 
写真には撮ってなかったが(撮る余裕がなかった)、昼食後の道がすごかった!
山を無理矢理削ったような道なので落石がそこら中に散らばっているし、道幅がかなり狭いのでハンドルさばきを少しでも誤ったら崖下真っ逆さまみたいなところを通って行くので半ば生きた心地がしなかった。。
ドライバーも自分たちも命がけだ。
 
無事にキャラバンの開始地点であるアランドゥ村(2700m)に着いたら、今回のBCでの食事を作ってくれるスタッフたちと合流。
 

アシスタントコックのシャキール。何でもできる心優しき4児のパパ。
 

頑張ってくれたドライバーにチップを渡す隊長
 

パキスタンの国民的料理、チャパティ。全粒粉を練り込み薄く平たく焼いたもの。
素朴な味でおいしい。
 

なぜかブランコがあった。だが、この後すぐに壊れてしまった。
 
この日からキャラバン料理が始まった。チャパティは毎日朝、夜欠かさず出てくることになり、後に自分を苦しめることになった。
 
 
5/31 アランドゥ村見学
 
本来はキャラバンを出発する日だったが、雨が降っていて天気がよくないので停滞日とする。その代わりに、アランドゥ村を案内してもらった。
人口は800人ほどらしく小さい村だが、自然がとても豊かで景色も素晴らしかった。色々見て回るうちに天気も回復してきて、明日は行けそうな雰囲気が出てくる。
 

丘の上から望むアランドゥ村。あまりの気持ちよさについ長居してしまった。
 

右奥の斜面が明日のキャラバンで歩くところ。
 
夕飯の頃になると、自分のお腹の調子が悪くなってきた。
とうとうやってきたか。。
明日はちゃんと行動できるのだろうか、心配になってきた。
 
次へ続く

この記事を書いたのは:


札幌店

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