石井スポーツ登山本店です!
7/28金に石井スポーツアドベンチャーズのツアー「金峰山 日帰りで稜線縦走!」を開催しました。
大弛峠~金峰山~瑞牆山荘の縦走コースは登りが少ないのが魅力ですが、アクセスが難しいので個人ではなかなかやりにくいのが難点。
ツアーだからできるツアー向けコースなので平日にもかかわらず定員一杯ご参加いただきました。
ジャンボタクシーで塩山駅から大弛峠へ一気に上がります。
まずは降りてすぐに感じる涼しさに大歓声。
大弛峠から金峰山のルートは大人気コースで平日でも駐車場は満車。信州側も見えない先まで路肩に止まってました。
日本最高所の車道峠2350mなので高所に慣らすためにいきなりスタートせず準備体操などで時間をとりましょう。
スタートして1時間もすればこの景色。
酷暑の下界とは別世界のまさしく天空の楽園です。
しかし、この1時間後、まだ午前中なのに超絶雷雨が!!!
雷鳴が遠くなっても登山道を川にするような雨が続くので森林限界を抜ける手前でツェルト待機。
多くの登山者が山頂から逃げ帰る中、この天気でも待機することにちょっと不安な皆さんに天気の予測、積乱雲の通過所要時間などの説明をしながら、腹ごしらえしてもらいます。
やっぱりツェルトはなきゃだめでしょ?とセールストークにも忘れずに。
ちなみに写真のツェルトは2~3人用で8人座れます。
雨が上がり、陽も射すようになり行動再開。
みんな下山してしまって誰もいません。
頂上へ続くハイマツ帯を進みます。
お疲れさまでした。日本百名山の金峰山2599mです。
贅沢に我々だけの山頂です。
ちょっと構図の悪い記念写真ですいません。
金峰山の特徴でもある花崗岩の稜線を進みます。
視界が良ければもっと縦走感が出るのですが、でも左側の切れ落ちた千代の吹き上げは下まで見えるので高度感に歓声が上がります。
ホシガラスが近くまで寄ってきてくれました。
大日岩下の鎖場。
このあと樹林帯で再び豪雨に見舞われ、せっかく乾いたのにレインを着るまでの一瞬でずぶぬれになってしまいました。
1日2回の夕立もそれはそれでよい経験!?
瑞牆山が見えると皆さんから「次はあそこに行ってみたい」との声も。
お迎えタクシーの待つ瑞牆山荘に無事下山。
雷雨の待機がありましたが、差し引けば予定よりも少し早いくらい。
皆さん変化の多い天気の中、頑張りました。
ひとりじゃなかなかできない経験だったので、濡れながらも皆さん満足いただけたようでした。めでたし、めでたし。