長野店の細田です。
少し前ですが、トレランの大会に参加してきました。
THe4100D Mountain Trail In NOZAWA-ONSEN
2022.07.17
今回はショート14kmに参加してきました。
レギュレーション(装備品)はしっかりするよう通達がありました。
20㎞くらいまでの大会なら腰ベルトで十分ですが、レインウェアやファーストエイドなども持っていかないといけないので今回はトレランザック、サロモンのADVskn5を使用しました。
水を入れたら装備品は3㎞くらいになったでしょうか。
重い!
これからトレランを初めてみようかなという方の参考にしていただきたく、私の走力の現状を紹介します。
月間走行距離、平均100km。
フルマラソンではサブ4と言われる4時間を数十分切るくらいです。
登山は休みの度に行っているので月に5~6回。飯縄山は登り1時間ほど。
トレランのタイムは標高差にもよりますが、だいたい10㎞で1時間15分前後です。
このような体力で結果はいかに!
これからトレランを始める方は「踏む」ことを意識して、急な場所は靴一個分ほどの小股を意識してみてください。
まずは早歩きから始めてみましょう。
無理に走るとヒザや腰を痛めます。
姿勢を整えることを意識しましょう。
つま先と膝の向きを合わせる、体の傾き、後ろ足で送る等々。
姿勢が大切です。
ちなみに、大会上位を目指すには、1㎞を4分台で走れる走力が必要かと思います。月間走行距離は300㎞が目安とされています。
フルマラソンでいうとサブ3(3時間以内)が見えてきます。
かなり晴れました!
ココヘリを持つことが義務付けられており、持っていない選手は¥1000かかり、申し込みの段階で支払いとなります。
イベントで大勢の人が一緒に走ったり、主催者の見守りがあるとはいえ「自分の身は自分で守ることが大切」です。
オリンピックパークが会場でした。
予想以上に晴れました。
暑さに弱いので心配です。
ニューハレのブースです。
出発前に専門家に貼ってもらえます。
貼りたい部位を伸ばしながら、「テーピングは伸ばさず」に貼ることで
筋膜を緩めて可動域を広げて疲労を軽減することができます。
ぜひ試してみてください。
*「テーピングを伸ばして貼る」と筋肉は緊張します
ご注意ください
今回のコースは、比較的緩やかな道が多く小菅山の登りに時間がかかるくらいでしょうか。
緩やかな道といっても斜度は少しあるので6分/kmのジョギングペースで走れれば十分だと思います。
今回の目標タイムは1時間40分を切れればよいかなと思っています。
ではそろそろ出発です。
地域の方が会場を盛り上げて下さいました。
ロングの参加者には宿泊の補助があるなど地域と一体になって作り上げているのを感じます。
とても雰囲気の良い大会でした。
オリンピックパークから北竜湖を周り、小菅山を目指します。
暑さに弱いため雨の予報で涼しくてラッキーと思いきや、がっつり晴れました。
前日までの豪雨の後で晴れたため、湿度がすさまじかったです。
息がしにくい!
小菅神社までは砂利道を走ります。
斜度は10度あるかないかといった緩やかな林道です。
走りはじめて10分くらいで頭がクラクラしてました。
ジョギングペースに落として走りました。
小菅神社の入り口までは一気に走ってしまいたかったのですが、そこまでがはるか遠くに感じました。
小菅神社を駆け上がります。
今日の体の調子では、ここは焦らず歩いて登りました。
ペース的には飯綱山を1時間で登るくらいの、少し早く歩く感じです。
登り切った辺りで足がつりかけました。
急いでミネラルを補充します。
小菅山の神社までは急登で、そこから先は緩やかな登りが続き山頂へ向かいます。
急登が終わるとどの選手も走り始めます。
下りで体調の戻りを感じるとペースを上げたくなりますが慌てずに進みます
このあたりまでくると選手と選手の間に間隔が広がっていきます。
少し岩が出てきます。順番を待ち、この後で時間の計測があるため列ができていました。少し息を整えられました。
前日に豪雨があったため、地面はかなり緩んでいました。
緩んでいなければHOKAのボンダイやモントレイルのカルドラドを使っています。
この日はソールにメガグリップを採用しているHOKAのスピードゴートを使用しました。
神社を抜けると山頂までは緩やかな道が続きます。
ペースを上げたくなりますね、ここで焦りは禁物です。
余力が十分あれば行きましょう!
ペースを上げるかどうかは心拍数が判断基準になると思います。
ガーミンのインスティンクト2などの脈が取れる時計を付けて練習するのも良いですね。
走っていても最大心拍数の7割を超えないよう気にしています。
自分の場合は40代なので脈拍130を超えないようにしています。
しんどい時は150以上になっていることも。
補給もうまくできません。
少しペースを落としましょう
小菅山を下りると砂利道からアスファルトを走ります。
走ると風を受けて体が冷えて体調が戻るのを感じます。
しんどい時、ゆっくりのペースでも、最後まで走ることが大切です。
先ほどの小菅山の神社を抜けて緩やかになった時にペースを上げるか、
ペースを落とすか、全行程を考えて判断しましょう。
ゴール!
想定より10分ほど時間がかかり、14㎞を1時間50分ほどでした。
結果は27位でした。
暑さ慣れ(暑熱順化トレーニング)と、排熱の対策が甘く時間を押した感じです。
普段の登山をトレランスタイルで行くこともありますが、やはりリスクが高いのを常に感じています。
予備の行動食やテーピング、万が一の水確保のために浄水器を持っていきます。
山で走っていると登山者とのバッタリ遭遇は避けて通れません。
常に余裕をもって、かなり先を察しつつ、準備をしましょう。
すれ違う時は登山者を優先するようにして、疲労が蓄積してきたら筋膜リリース等をしながら待機するようにしています。
「アートスポーツ」ではトレランの商品を多く扱っています。
ヨドバシドットコムで検索して店舗で引取を選んでいただければ清算はまだされずに試すこともできます。
ぜひご活用ください!
細田