六月の針ノ木岳【松本店】

2020-05-18

こんにちは、松本店の酒井です。

もうすぐ6月、山の新緑と残雪が美しい季節ですね。

 

去年の6月下旬に針ノ木大雪渓を越えて針ノ木岳を登りましたが、山頂から見た立山の残雪と黒部ダムの新緑はとても美しく、鮮明に覚えています。と言うかまた行きたい。

そんな訳で、去年僕が旅した、6月の針ノ木岳の旅程を写真で見返してみましょう、よかったらお付き合いください。

※掲載した写真は全て2019年6月25日に撮影したものです

 

スタート地点は信濃大町、扇沢駅。

立山アルペンルートの始点だけでなく、爺ヶ岳や針ノ木岳への入山口にもなっている、北アルプスの登山基地です。

 

 

扇沢駐車場に車を止め、初見だとちょっと判りにくい入山口から道路脇を登っていきます、判らなかったら扇沢ターミナルの人に聞いてみましょう。

 

 

森の中を歩くこと約一時間。大沢小屋に到着。ここから少し進むとついに北アルプス3大雪渓の一つ、針ノ木大雪渓が現れます。新緑と残雪が眩しいですね。

 

 

雪渓の入り口付近は斜度も緩いですが、登るにつれて厳しい急登になっていきます。早めにピッケルを出しておきましょう。

 

 

雪渓を進み、マヤクボ沢雪渓との合流地点につきました、山頂も見えてきましたね。眼前に急登が見え始めたので、僕はここで12本アイゼンを装着しました。

 

 

雪渓上部、厳しい急登が続き、息を切らしながら登っていきます。辛いですが、針ノ木小屋まではあと少しです。

 

 

無事に針ノ木小屋まで到着。既に景色がヤバいです。最高です。槍ヶ岳見えてますよ槍ヶ岳。少し休憩し、テンションが最高潮に達した辺りで、いよいよ針ノ木岳山頂に向けて出発します。

 

 

針ノ木小屋を出発してすぐに、最高潮に達したテンションを打ち砕く景色が現れます。厳しい岩場が続くため稜線上の通過は難しく、トラバースしようにも急斜面に張り付くように残る雪渓。おまけにこの日は雪も固め。

 

 

どうしよう、これ…

噂には聞いていましたが、まさか6月下旬でこんなに残ってるとは…ここまで来て目の前のピークを踏まずに帰るのも悔しいですし、手元には愛用してきたピッケルとアイゼン。という事で残雪期針ノ木岳の鬼トラバースに挑戦することにしました。

 

 

雪渓上にはトレースもカットされた道もなく、落ちたら止められないかもと思わせる斜度…アイゼンの前爪とピッケルをフル活用して、ところどころ横ばいに進んでいきます。

 

 

少し斜度が緩む場所もありますが、基本は急な斜度の雪渓トラバース。20分ぐらいひたすらカニ歩きして長いトラバースをようやくクリア、目指す山頂はもう少しです。

 

 

無事に針ノ木岳登頂!眼前には残雪を纏う立山連峰の雄大な姿、そして新緑の黒部ダム。最高の景色に、しばしザックを置くのも忘れて立ちつくしてしまいました。

 

 

北アルプス南部もくっきり見えていますね。

 

 

黒部ダムには遊覧船がプカプカ。

 

 

登ってきた針ノ木大雪渓を見下ろします。鹿島槍ヶ岳や五竜岳といった後立山連峰は残念ながら雲の中。また次回ですね。

 

 

最高の景色の中で早めの昼食を食べ、気が付けば1時間以上も山頂に居てしまいました。

 

 

12時を回る前に下山開始。またあの鬼トラバースを通過するのは気が引けます…が、何とかクリア。

 

 

雪渓をサクサク下山。残雪の雪渓は滑るように下山できるから楽しいです。

 

 

新緑を楽しみつつ、無事に下山。

 

 

お付き合い頂きましてありがとうございました。今回の写真山旅も無事に終了です。次に残雪期の針ノ木岳へ行くときはテント泊で、鬼トラバースはスコップでゆっくり道を作りながら安全に行きたいですね…(笑)

石井スポーツ松本店 酒井

 

追記、この時に撮影したカメラ機材はコチラのブログで紹介しています。

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