トレーニングレポート 石井スポーツアルピニスト基金

2月中旬、長野県 八ヶ岳にてモンブラン登山に向けたトレーニングを行いました。

 

 

10時半頃美濃戸口を出発。
南沢小滝にて、氷河上のレスキューを想定したアイススクリューの打ち込み方、回収の仕方を体験。

 

その後地蔵尾根に取付き、尾根が急になるところから、アンザイレン(※)し、コンテニュアス歩行(※)のトレーニングをする。

 

16時半には赤岳展望荘に到着。食事後、懇親会とミーティングをして。21時就寝。

 

 

翌日は6時45分に出発し、赤岳の頂上を目指します。
天気は快晴、富士山がはっきり姿を現していて、メンバーの士気が上がりました。

 

赤岳登頂後は写真を撮り合い、展望荘に戻りそのまま硫黄岳を目指して縦走開始。アイゼン歩行技術、ピッケルの使い方ルートの取り方等々を講習しながら歩きます。

 

赤岩の頭手前で、クレバスレスキューの実戦練習を行います。小さく雪庇の張り出した崖に飛び込みそれを止める訓練を行い、特にアクシデントもなく、全員無事15時過ぎに下山しました。

 

メンバー6名、歩行技術、ロープワーク技術、体力とも、書類や面接で事前に予想した通りで、モンブランを目指すにはぴったりの人材を選考できたと改めて感じました。皆、向上心も旺盛で、チームの雰囲気も非常に良いので、一緒に登っていて全くストレスなく、既に良いチームが出来上がっています。

 

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※アンザレイン
登山者が岩壁などを登る際に、安全のために互いにザイル(登山用ロープ)で身体を結び合うこと。

※コンテニュアス歩行
二人以上がお互いをロープで結び合って、同時に行動(歩行)すること。一人が落ちた時に他方が止める様にしたものだが、巻添いを食いやすいので、非常に高度な技術を要する。