こ2017年11月24日伊豆の天城山に行ってきました。 天城山の中の最高峰は、万三郎山 1406mです。
この日は周りに高い山がないためかとても風が強く、気温よりも寒く感じました。
これからの冬の時期は、晴れた気温の高い日でなければ、寒ければ寒いほど冬用のアンダーを使用すると快適性が上がります。
冬のある程度気温の低い状況では肌面に保温性の高い素材を着ることが全体の保温性の向上につながります。
今回私が使用したアンダーウェアーは「HOTCHILLYS」(ホットチリーズ)のFACTOR 8 MERINO WOOL MID-WEIGHT BASE LAYERです。
天城山は早朝に氷点下の気温になったようで霜柱が立っていましたが、日中は少し気温が上がったので、上着のアンダーだけ使用しました。
ポリエステル、ウール、ポリウレタンを使用し、化繊の良さと天然繊維のウールの良さの両方を取り入れたハイブリットアンダーウェアです。
サムホールという服から親指を出すことにより手の甲まで保温するシステムを採用しているのもこの商品の素晴らしいところです。
冬山においては手首が出てしまうことは、手先の体温低下につながるためさけたい事態です。
こちらの商品にはサムホールがついているため手首の保温に役立ちます。
また、体にフィットしたデザインでありながら非常に動きやすいのもこの商品の特徴です。
今回の天城山登山では、暑いシーンでは、このホットチリーズのアンダーの上にソフトシェル一枚で行動し、寒くなってきたらホットチリーズのアンダーの上にフリースとソフトシェルを重ね着して行動しました。今回はこのレイヤリングで非常に快適に登ることができました。
今回はフェニックスのSaas Glovesというこちらの商品を使用しました。
風をある程度防ぎつつ、保温もしてくれるグローブです。付け心地がいいのが最大のポイントだと思います。
今回の天城山のように風の強いシーンではとても効力を発揮してくれます。
あとは、薄手のネックウォーマーを持って行っていればさらに快適でした。
今回は厚手のネックウォーマーしか持っていかなかったので、厚手のネックウェーマーをつければ暑すぎるし、ネックウォーマーなしでは首筋が寒い状態になってしまいました。
そんな時は薄手のネックウォーマーがあるとより快適に過ごすことができます。
BUFFからは、これからの時期に最適な厚手のネックウォーマーや薄手の
ネックウォーマーなど様々な厚みや保温力を持った商品が多数出ていますのでお勧めです。
これからの埼玉以南の1000m前後の冬山の低山などでしたら、少し厚みのあるゴアテックスなどの防水手袋の下にウールの手袋を入れることでかなり対応できます。
寒さの感じかたには個人差があるのでウェア選びに迷った時には寒さの厳しくない低い山から徐々にチャレンジしていきましょう。
今回、私は雨が降った時の対策も含めてゴアテックスの防水手袋も持参しました。
今回に関してはフェニックスのSaas Glovesのみで登山できました。
2017年11月24日 天城山 装備一覧 (参考までに)
ザック ドイター グラビティーEXP45+8リットル
服装
靴 AKU スーパーアルプGTX
靴下 ファイントラック スキンメッシュソックス
靴下 ファイントラック メリノスピンソックス厚手
登山用アンダー上(ホットチリーズ ファクター8メリノウール)
ホグロフスのフリース
ミレーのソフトシェル
ニット帽
ネックウォーマー
薄手のネックウォーマーもあるとよい
テルヌアのトレッキングパンツ中厚
パイネのレインウェアー上下
薄手ダウンジャケット
薄手ダウンパンツ
バラクラバ二枚
(一枚はウール、もう一枚は分厚い化繊)
フェニックスの防風グローブ(Saas Gloves)
パイネゴアテックスレイングローブ中厚
ワイポアウールインナーグローブ
その他の持ち物
ヘッドランプ 3種類
- ぺツル アークティクコア
- BDブラックダイヤモンドスポット
- ぺツル ティキナ
ツェルト1~2人用(アライ)
ツェルトの張綱
ツェルト用ペグ(8本)
銀マット
トレッキングポール(エーシーピーカーボン)
救急バック
防水スタッフバック3枚
イワタニプリムスストーブP115
イワタニプリムスTガス250
イワタニプリムスガスストーブ用の足
DUGアルミコッフェルPOTM
浄水器(SAWYERMINI)
箸
スプーン
水筒(サーモスの山専ボトル900ml)これからの時期は温かい飲み物が飲めるかどうかで快適さがまったく違います。
プラティパスハイドレーション3L(中身は500ml)
シルバコンパス
予備のコンパス(スント)
地図
マップケース オスプレイ
ICI石井スポーツ登山本店 土居 龍人