毎月13日は石井スポーツグループ登山の日
安全登山の豆知識6月編

6月登山の日 「梅雨休み 雲間に見ゆる 漆黒の山」


おすすめの山 南アルプス 塩見岳

 

今回はテント泊と3000メートル峰入門に最適な、1度で2つ楽しむことのできる塩見岳を紹介しましょう。
深田久弥の著書「日本百名山」-新潮社-によると、塩見岳の特徴は「漆黒の鉄兜」と紹介されています。
別名の通り南アルプスの中央にどっしりと聳える姿は一見の価値があります。
山名の塩見は山麓の鹿塩を中心として食塩鉱泉から塩を生産していたことにゆかりが有るようです。
また途中の三伏峠は日本一高い峠と言われ、かつては伊那の谷からこの峠をこえ、さらに転付峠をこえて甲州に出る街道が通じていたそうです。
様々に歴史を秘めたこの地ぜひ訪れてください。

 

(行程)

鳥倉登山口→三伏峠小屋(テント泊)→本谷山→塩見小屋→塩見岳(往復)三伏峠小屋(テント撤収)→鳥倉登山口

コースの特徴

鳥倉登山口から三伏峠小屋までは初め急登ですが、途中はトラバース道で距離を稼ぐことができます。
最後は峠まで再び急登ですが、ひと頑張りすると峠の小屋に着きます。
小屋で受付を済まして、テントを張り水場に水を汲みに行きましょう。(途中の水場で汲んで担ぎ上げるとこの手間は省けます)
翌日は少し早起きをして塩見岳を往復しましょう。
おおむね整備された道ですが、頂上付近には岩場の通過があるので慎重に行動したいところです。
頂上からは360度の大展望が待ってます。
帰路は慎重に下りましょう。

 

テント泊に必要な装備と工夫


テントの選び方

フライシート併用のダブルウォールテントが雨の多い日本ではスタンダードですが、毎日設営と撤収を繰り返す縦走登山では防水透湿素材を使用したシングルウォールテントもお勧めです。
表示の使用人数マイナス1(2〜3人用であれば2人で使用する)で使うと快適性が向上します。
特に雨の日は荷物や靴もテントの中に入れるので、余裕があるほうが良いでしょう。

 

【おすすめのテント】

パイネ G-LIGHTテント 1-2人用

パイネ G-LIGHTテント 1-2人用

49,000+税

 


シュラフとシュラフカバー

シュラフは春や秋はもちろん、夏でも山は明け方に気温が下がるので3シーズン用がオススメです。
夏の低山キャンプでは掛け布団の様に使うなどの工夫をすればよいでしょう。
ダウンと化繊綿がありますが、コンパクトで保温性の高いので、一般的にはダウンがお勧めです。
加えてテントの結露でシュラフが湿るのを防ぐとともに、保温性の向上に役立つのがシュラフカバーです。
沢登りや低山であれば単体で使用して軽量化を図ることができます。

 

【おすすめのシュラフ】

イスカ エア 280 X

イスカ エア 280 X

28,000+税

 


スリーピングマット

シュラフも重要ですがそれ以上に大切なのはマットです。
例え冬用の厚みのあるシュラフでも背中は体の重みで潰れて地面の冷気は直接伝わってきます。
マットには2種類がありますが、それぞれの特徴をよく知って使うと良いでしょう。
発泡ウレタンを使ったクローズドセルタイプは嵩張りますが、パンクの心配もなく安定して使えます。
エアーマットは小さく収容出来る事と寝心地が良いのが特徴ですが、パンクの恐れがあるので修理キットは必携です。

 

【おすすめのマット】

パイネ クラウドマット_165

パイネ クラウドマット_165

8,200+税

 


炊事用具

コンロはゴトク4本タイプが、安定性が良くお勧めです。
軽量化でゴトク3本タイプを使う人は、コッフェルのハンドルを握るなど取扱いに注意しましょう。
また、コンロ台を用意すると安定性が良いのでお勧めです。
コッフェルは大小2個組み合わせタイプがお勧め、メインでご飯を作り、サブで飲み物、日帰りの時は一個だけ持参などフレキシブルに使えます。
最後にLEDランタンがテント泊の快適性を大幅にUPしてくれます。
夜だけではなく、早朝の朝食準備の効率もよくなるので今や必携装備ですね。

 

テント泊入門のススメ

次の点に注意してテント泊を楽しみましょう。

①通常の計画書に加えて、持ち物表を作ってチェックが必要です。

②悪天時に素早く立てて、たたむことが必要なので、テントを張る予行演習をしましょう。

③荷物の置き場所や食事スペース作りなど、狭い空間を有効に使う練習をしましょう。

④はじめはフリーズドライ食品を活用すると、ゆとりと軽量化が出来ます。

※フリーズドライに加えて野菜・ソーセージ等を持参してバラエティー感を出すと、十分満足できる食事となります。
春は朝夕が冷えるので、飲み物もお茶・紅茶・コーヒー・スープ・味噌汁等を少し多い目に持っていきましょう。
Hotな飲み物は身もこころも暖かくしてくれます。

 

 

最後に楽しい登山は綿密な登山の準備が必要です。

「備えあれば憂いなし」皆様がすばらしい登山をされる事を石井スポーツスタッフ一同願っております。

 

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