毎月13日は石井スポーツグループ登山の日
安全登山の豆知識2月編

2月登山の日 「雪分けて木々の梢の綿帽子」


おすすめの山 「鍬崎山・大品山」

 

立山黒部アルペンルートの弥陀ガ原をバスで走るとき、右手に鍬崎山を盟主とした緑深い尾根が富山平野に延びているのが見えます。
鍬崎山は戦国武将佐々成政の埋蔵金伝説で有名なので、ご存知の方も多いでしょう。
今月はこの、越中富山の名峰鍬崎山と大品山を紹介しましょう。

 

(行程)

ゴンドラ山麓駅-ゴンドラ山頂駅-瀬戸蔵山-大品山頂上-粟巣野分岐-1756mピーク-鍬崎山頂上-大品山頂上-瀬戸蔵山-ゴンドラ山頂駅-ゴンドラ山麓駅

※このコースは積雪期に日帰りで往復するのはかなり難しいので、大品山でテント泊か雪洞泊されると良いでしょう。
大品山までの往復であれば楽しいスノーハイキングとなります。
ただし、途中の尾根には雪庇が出ているところもあり、視界が悪いときは無理をせず、引き返しましょう。
それでも十分に雪山を楽しむことができます。

 

スノーシュー・ワカンは雪山の魔法の絨毯

雪山のトレッキングは本当に楽しいものです。その楽しみを味わわせてくれる魔法の絨毯がワカン・スノーシューです。
靴だけでは腿まで潜り、ちっとも進めない雪の原もサクサクと進むことが出来ます。
ここでスノーシューとワカンの違いについて述べましょう。

 

[スノーシュー]

雪上での浮力が大きく、ストラップ式のためブーツへの装着も簡単で緩みにくい。
クライミングサポートが装着されたモデルならば、かなりの急斜面でも楽に登高が可能です。

【おすすめのスノーシュー】

MSR “ライトニングアッセント” 22インチ

MSR “ライトニングアッセント” 22インチ・ 25インチ

MSRスノーシューのフラッグシップでありベストセラーモデル。
フレーム自体にグリップ力があり、トラバース時にもしっかりと地面を捉えます。
登攀時に便利なテレベーター付き。

\42,000+税

 

[ワカン]

軽量でコンパクト、キックステップが効くので急斜面の登下降も安心して行動できます。
しかもアイゼンを併用できるので軟雪、硬雪が織り交ぜて現れるような稜線で威力を発揮します。
浮力はスノーシューに比べると劣り、とりつけもコツがいるのですが、雪山でワカンを使いこなせる登山者は真の実力者と言っても過言ではないでしょう。

【おすすめのワカン】

エキスパートジャパン SN22 “HSスノーシューズM/L”

エキスパートジャパン SN22 “HSスノーシューズM/L”

定番わかんがリニューアルしました。歩行時の擦れによるバンドの消耗を軽減し、寿命を延ばしています。

M \12,900+税 L \13,250+税

 

雪崩対策装備

雪山は大変美しいですが、危険も潜んでいます。
雪山の危険として、みなさんが認識されているのは吹雪・雪崩が代表的なところと思いますが、近年雪崩対策用具(雪崩ビーコン・プローブ・ショベル)が大変使いやすくなりました。 雪山に向かう際は、携行するが常識とも言われています。
しかし雪崩ビーコンは高価でもあり、命を託すたいせつな機器です。各装備を準備するポイントを整理しましょう。

 

雪崩ビーコン(アバランチトランシーバー)

雪崩に埋没した際に、機器から発信される電波を受信して埋没点を特定します。
発信周波数は457kHzで世界共通です。発信は1本のアンテナ、受信は3本のアンテナで行う雪崩ビーコンが標準です。
埋没した人までの距離をデジタル表示するだけでなく、自分が埋没したときにより早く探索されるように、発信アンテナの方向を自動的に切り替えるなど各社は工夫を凝らしています。
機能的には各社ともに一定の水準に達していますから、自分の雪崩ビーコンの特性をよく理解して、捜索訓練をする事が重要です。

 

【ビーコン】

マムート “Barryvox”

マムート “Barryvox”

精度と使いやすさから世界中で信頼度の高いバリーボックス。雪崩の現場で最も重要な埋没者を救うためのスピードをユーザーにもたらします。

\42,000+税

 

プローブ・ショベル

雪崩ビーコンだけでは埋没者を救出出来ません。プローブは雪の中に埋没している場所を特定するのに使います。
長さは240センチ以上で、径が太くて、埋没深を確認しやすい目盛を刻んである物を選びます。引き伸ばすのにコツが必要ですから、公園などで訓練をしましょう。
ショベルは素早く埋没した人を救出する重要な用具です。ショベルを有効に使えば、埋没深が1mでも10分程度で救出出来ますが、手で掘れば1時間以上かかるというデータがあります。
軽量でも十分な強度のあるショベルを選びましょう。

 

【プローブ】

BCA “STEALTH 270”

BCA “STEALTH 270”

トラブルを引き起こすケーブルの緩みがなく、素早い組み立てが可能。埋没の深さ測定用メモリが記載されています。

\7,500+税

【ショベル】

BCA “BOMBER SHOVEL B2 EXT”

BCA “BOMBER SHOVEL B2 EXT”

雪崩埋没者の救命はもちろん雪洞を掘ったり、降雪で埋まるテントの倒壊を防いだりなど重要なシーンで使用します。

\7,000+税

【ザック】

ドイタ― “フリーライダープロ 30”

ドイタ― “フリーライダープロ 30”

取り外し可能なヒップベルト、スノーシューなどを取り付けたままでも背中側から荷物を取り出すことができます。ライディング時の一体感を重視しているトップモデル。

\21,000+税

 

 

そもそも雪崩に合わないために

埋没した人を助けるのに重要な役割を持つ雪崩対策装備ですが、
天候を把握して、危険性の増大する大量積雪や気温の急激な変化が観測された時は入山を控える。
地形図をよく見て、より雪崩に遭遇しない登路を検討する。
入山前の準備や登山中の積雪や雪崩の発生状況などの現地観察がより安全な登山につながります。
石井スポーツでは日本雪崩ネットワークの協力を得て訓練の機会を提供しています。参加されたい方は下記よりお申し込み下さい。
※2月24日(土) ~ 2月25日(日) 群馬県水上で実施します。⇒お申込み・詳しくはこちら

 



「冬こそ元気にアウトドア!」健康と感動をサポートする石井スポーツグループから皆様への提案です。



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