毎月13日は石井スポーツグループ登山の日
安全登山の豆知識10月編

10月登山の日 「秋嶺に物思えば、人恋し」


おすすめの山 四阿山

 


今月は、四阿山を紹介しましょう。
主に長野県の菅平側から登られることが多い山ですが、深田久弥の著書「日本百名山」-新潮社-によると、「日本武尊が東征からの帰り、鳥居峠の上に立って東を振り返り、弟橘姫を偲んで「吾妻はや」と嘆かれた。そこで峠のすぐ北にそびえる山を吾妻山と名づけた、と言われている。
その山から上州のほうへ流れる川は吾妻川であり、東側は吾妻郡であり、嬬恋というロマンチックな名前を持った村もある。」とあります。
今回はこの嬬恋から登るルートを紹介しましょう。

 

(行程)

鳥居峠‐的岩山‐古永井分岐‐四阿山‐茨木山‐嬬恋バラギ温泉
※日帰り行程の山ですが、嬬恋村周辺には素晴らしい温泉もあるので是非前泊される計画で登山されることをおすすめします。

山は秋から冬に

10月は清々しい気候で高山では紅葉も始まり、登山を楽しむには良い季節ですが、北海道や北アルプスの山々では降雪も始まり、山は一気に冬に向かいます。
自然の厳しさと美しさを兼ね備えたすばらしいこの時期は、日の出・日の入りを表示する時計を使用して1日の行動予定を決めたり、気温の変化に対応しやすいウエアリングを考えたり、ツエルトや温かい飲み物の準備等、綿密な登山の準備が必要です。

 

■晩秋から冬にかけてのウエアのレイアリング

★ポイント「体が冷える経路別に対策を立てる」
登山中に熱が体内から体外に放散される経路ごとの対策を考えてみましょう。
①熱伝導の対策
登山中に冷たいものに触れるのは、手・足と休憩時に座る時でしょう。対策としては手袋・断熱性の高いインソールの用意・休憩時の携帯断熱マットが考えられます。

【おすすめのインソール】

ホシノインソール “ホシノB+HF”

ホシノ “B+HF”

B+LDシリーズをベースに吸湿発熱素材をプラスしました。「冷たくならない」程度ですが冬場の足を守ります。

\5,400+税

【おすすめのシート】

サーマレスト 30671“Zシート”

サーマレスト 30671 “Zシート”

耐久性に優れた超軽量のクローズドセルフォームで作られたシート。アルミ蒸着されているので保温性があります。

\2,200+税

 

②対流の対策
登山中の対流と言えばもちろん風です。
対策としてはゴアテックスウエアの活用が定番ですが、この時期さらに快適にハイキングをするためにはより湿気のこもりにくいソフトシェル素材のジャケットもお勧めです。

【おすすめのソフトシェルジャケット】

THE NORTH FACE NP71701“FUSEFORM V2 JACKET”

THE NORTH FACE NP71701“FUSEFORM V2 JACKET”

縫製を必要とせず、異なる素材を1枚の生地に織り込む「フューズフォームテクノロジー」を採用したソフトシェルジャケット。

\30,000+税

 

③射放の対策

外気温が低いと登山中にどんどん熱を放出します。
気温に応じた服装のレイアリングを心掛けることが基本です。
体感的に特に熱の放出を感じられるのは頭・首・手首・足首ではないでしょうか。
頭は熱の変化に弱い脳細胞を守るため血管が集まり、首と名のつくところは太い動脈が通る場所で共に体温維持に関係する血流の要となる場所です。
ここを効果的に保温することにより、軽快なスタイルで秋の紅葉を楽しみましょう。

 

【おすすめのネックウォーマー】

MILLET MIV01473 “POLER ERGO NECK GAITER”

MILLET MIV01473 “POLER ERGO NECK GAITER”

人間工学に基づき設計されたネックウォーマー。

\2,900+税

 

④発汗の対策

運動中に着用する衣服の役割は、
▽寒さなどの外部環境の変化から体を保護する。
▽体から出る熱や湿気などの変化に対して、衣服内環境を快適に保つ。
体温が上昇すると、服の中の空気の温度も上がり、最初は暖かさを感じますが、体表からは温度調節をしようと汗が出てきます。
汗は衣服や体表で蒸発するときに皮膚の温度を奪い、体を冷やします。対策として保温性に優れた吸汗速乾性機能素材のアンダーウェアを着用しましょう。

 

【おすすめのアンダーウェア】

MILLET”DRYNAMIC MESH SS”

MILLET”DRYNAMIC MESH SS”

水分を含まないポリプロピレンを使用した吸汗速乾アンダーウェア。

\5,300+税

 

■ツエルト活用法その1「張り綱をつけておきましょう」

ツエルトは強風時の休憩や体温保持のためにかぶって使うのが便利に作られていますが、もとはウインパー型テントを原型としているので、支柱があれば立派にテントとして使用できます。
樹林帯であれば立ち木を利用してもOKです。
いずれにしても張り綱を付けて、四隅のループには50センチほどの細引きを付けておけば慣れた人ならば5分もあれば立派なテントとして設営可能です。

 

【おすすめのツェルト】

ファイントラック FAG0122 “ツェルト1”

ファイントラック FAG0122 “ツェルト1”

ビバーク時や装備の軽量化にツェルトの携帯を。

\16,000+税

【おすすめのツェルト】

ファイントラック FAG0111 “ツェルトガイラインセット”

ファイントラック FAG0111 “ツェルトガイラインセット”

芯材の伸びが少ないためツェルトをしっかりと張ることが可能です。

\1,800+税

 

■ツエルト活用法その2「軽量ペグを準備」

近くの立ち木や石を活用することもできますが、底部の四隅用に軽量ペグを準備すると設営が素早くできます。 加えて張り綱用に4本計8本あるとどこでも設営が可能となります。(軽量ペグは1本10g以下なので8本で80gがいざというときに大きな力になります)

【おすすめの軽量ペグ】

プロモンテ “マグネシウムペグ”

プロモンテ “マグネシウムペグ”

装備の軽量化に、8gと非常に軽量なテントペグ。

\400+税

 

■ツエルト活用法その3「生死を分けるマット・携帯トイレ」

日帰り登山でも危急時に備えてダウンジャケット等の防寒具を持参するのは常識ですが、加えてシートマット等で地面からの冷えの遮断が重要です。
休憩時も快適で、いざとなれば副木の代わりにもなる優れものです。
ヒマラヤ遠征では通称ピスボトル(トイレ用ボトル)を活用します。極寒の地でなるべく体を冷やさないための工夫です。
これにならい、環境も考えて携帯トイレを持参しましょう。

【おすすめの携帯トイレ】

サニタクリーン 20502 “携帯トイレ”

サニタクリーン 20502 “携帯トイレ”

高速吸水凝固シート入り携帯用トイレ袋と持ち運び用の外袋セット。
広げるだけですぐに使用できます。

\450+税

 

■基本装備

【おすすめの登山靴】

テクニカ 11229800/21219800 “アコンカグア”

テクニカ 11229800/21219800 “アコンカグアGT アコンカグアGT W”

日帰りから一泊登山に適していて、平らなルートも歩きやすいです。見た目以上に軽く、足当たりの柔らかさが人気です。

\26,900+税

【おすすめのザック】

カリマー “ランクス28”

カリマー “ランクス28”

日帰りから一泊まで幅広い用途に対応。1100gという軽さも魅力。

\16,800+税

 



「備えあれば憂いなし」皆様がすばらしい登山をされる事を石井スポーツスタッフ一同願っております。



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