毎月13日は石井スポーツグループ登山の日
安全登山の豆知識9月編

9月 登山の日「野分立ちて にわかに肌寒き秋の山」

備えて防ごう気象遭難


源氏物語の桐壺の巻の一節から今月の標語とさせていただきましたが、古今を問わず野分(台風の古称)のくる秋は、一雨ごとに冬に向かいます。
昨年の8・9月の平均気温の差は東京で4.5度、札幌では4.3度でした。8月と9月では約5度の差があることになります。一月の平均ですから9月末ではもっと気温差がある事になります。ひどい残暑と思っていても確実に秋は来るものなのですね。
さて、山の上ではどうでしょう? 千m上がるごとに約7度程度気温が下がりますから、9月の三千m級の山では、地上平均23.2度(東京)をもとに概算すると、気温が約2度と既にコートを着ていても寒く感じる冬の世界です。北アルプスや北海道の山では早くも9月の末には雪の便りが聞かれる年もあります。
この時期に注意しなければならないのは突然の降雪です。立山や白馬で遭難が起きていますので、記憶されている方もいるでしょう。やはり登山は気象の動きをつかんでおいて、遭難を防ぎたいものです。

そこで、6月に紹介しました<石井スポーツが提唱する天気予報三段活用>を改めて皆様に提唱したいと思います。
①10日前~3日前
tenki.jpてんきとくらすウェザーニュースなど、10日前からの予報で天候の傾向を確認して、大まかな計画を立てる。加えて、寒気の流入を予想するサイト(週間寒気予想)も確認しましょう。
②2日・前日
天気予報と衛星画像で天気予報と雨雲の画像や気温・湿度を確認して山行を実行するかどうかの判断をする。
③当日
天気予報と衛星画像を確認してその日の雨の降りだす時間帯や気温・湿度を確認して対応策をあらかじめ考えて、出発しましょう。

 

<秋山快適登山術>

少し警鐘的な書き始めをしましたが、清々しい気候で高山では紅葉も始まり、登山を楽しむには良い季節です。この時期の登山を楽しむ快適登山術を披露しましょう。
①紫外線対策
9月はまだまだ日差しも強く、帽子やトレッキンググローブなどで紫外線を防ぎましょう。グローブは気温が下がったときにも有効です。加えて登山用の吸水性に優れた速乾性のタオルや、バフに代表されるネック・ヘッドの兼用バンドは汗対策と冷たい風の吹くときの耳の保護やマフラー等などと暑寒両用で大変重宝します。
②水分補給
気温が下がったとはいえ、登山中水分を発散していることはかわりません。口渇感を覚えにくい分、秋山の脱水症状は深刻化しやすいものです。特に9月初・中旬は残暑で意外と暑い時もあるので、夏に準じて水分とミネラル分を用意しましょう。
③ウエアリング
近郊の山と1500m以上の中・高山ではこの季節ウエアリングを変えて登山をする必要があります。
近郊の山では夏に準じて速乾性のウエアで朝晩の冷え込みや気温の低下に対処するため、軽量コンパクトなウインドジャケットを活用すると良いでしょう。中・高山では気温が零下に下がる事も考慮に入れて薄手のウール素材や高機能素材のアンダーに気候が良いときは半袖のTシャツを組み合わせる、寒いときは薄手の高機能フリースのウエアを組み合わせる等の工夫をして、様々な温度変化に対応出来るウエアリングを心がけましょう。小屋泊まりやテント泊の宿泊を伴うときは勿論ですが、いざという時の為にコンパクトなダウンを持っていくのはお約束ですね。特に女性の方は足下から冷えるので用心をして、軽いダウンパンツやウール等のタイツを荷物の片隅に入れておきましょう。

気候変化の激しい秋は自然の厳しさと美しさを兼ね備えたすばらしい季節でもあります。準備工夫を怠らず、すばらしい登山をされる事を石井スポーツスタッフ一同願っております。また登山のご相談も遠慮せずにしてください。ここには書ききれない様々な知恵をアドバイスさせていただきます。

【おすすめ トレッキンググローブ】

PAINE ゴアウィンドストッパーN2Sグローブ

紫外線対策はもちろん、ゴアテックスインサートで全天候に対応する防水グローブです。

\5,980

【おすすめ 速乾タオル】

Pack Towl PERSONAL

マイクロファイバーの超ソフトな感触で、タオルの重さの4倍の水を吸収します。抗菌加工を施し、バクテリアの繁殖をシャットアウトします。

S \1,400
M \1,800
L \2,800
XL \3,400
XXL \4,800

【おすすめ 水筒】

ナルゲン 広口1.0リットル Tritan

衝撃に強く、落としても割れにくいボトルです。ペットボトルは踏んでしまったり、ザックの中で潰れてしまう可能性もあります。丈夫で耐熱耐冷性にすぐれてプラスティックタイプがおススメです。

\1,700

【おすすめ 軽量コンパクトウィンドジャケット】

THE NORTH FACE SWALLOWTAIL HOODIE

耐風・耐水・軽量を兼ね備えた、さらりとした着心地のウインドブレーカー。超軽量の160gです。

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【おすすめ 薄手のウールアンダー】

WAIPOUA ウルトラライトロングアンダーシャツ

軽量で肌ざわりの良い高品質メリノーウールが汗をしっかり吸収し、サラッとした質感が持続します。

\7,000

【おすすめ 高機能アンダーウェア】

石井スポーツグループ+ザ・ノース・フェイス共同開発品 THE NORTH FACE L/S HYBRID PLUS CREW Z

ベース素材はマカロニ状の中空構造を持つ特殊繊維サーマスタット+マキシフレッシュを使用。吸汗性、ストレッチ性、保温性、消臭性に優れています。抗菌機能性がアップする銀イオン加工のAGPOSSを導入し長期連続着用にも耐えられます。

\6,800

【おすすめ 薄手の高機能フリース】

MOUNTAIN HARDWEAR マイクロチルジャケット

ジッパー付きハンドウォーマーポケット、素早く調整可能な裾デュアルドローコード、快適なチンガードが付いています。

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【おすすめ コンパクトダウン】

THE NORTH FACE LIGHT HEAT JACKET

空気を羽織るような着用感の光電子®プロダウンに撥水加工を施すことで、不測の濡れにも対応します。コンパクトになるので、バックパックのわずかな隙間にも収納可能です。

\23,000

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