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テント&ツェルト >>テントの選び方
正しいテント選びのための基礎知識

ドーム型がテントの主流
 テントにはいくつかの種類があるが、山岳用ではドーム型が主流。その理由は、設営や撤収の容易さ、強風にも耐えられる性能をクリアしているから。自立式で内部にポールが無くて居住性も高く、コンパクトに畳めるわりには大きな空間を確保できる。
ボールを湾曲させ、そのポールがもとのまっすぐな状態に戻ろうとする力を利用して、テント地にテンションを与え、テントを形成するドーム型テント。このドーム型を前提にテント選びが始まると言ってもよい。

3つのタイプに分かれるドーム型
 ドーム型テントも、クロスフレームタイプ、ジオデシックタイプ、吊り下げタイプと、大きく3つにわけられる。それぞれ特長があるが、クロスフレームタイプは少人数収容テントに多く「ゴアライトテント」などがポピュラー。また6〜7人まで対応できる「スタードームテント」は。ジオデシックタイプのテント。吊り下げタイプでは、設営が簡単なのが特長で、ダンロップのテントがこのタイプである。

素材と加工で決まるテントの性能
 フレーム
 ドーム型テントに使われるポールには、強度とともに弾力性が求められる。負荷がかかっても、たわむなどで負荷を軽減し、その後、復元するしなやかさが必要とされる。ジュラルミンは軽量で弾力性が高く、仮に折れても、その部分にエマージェンシーチューブなどで応急処理を簡単に行え、居住空間を確保することができる。
 テント地
 外からの防水性、内側からの透湿性が求められるテント地といえばゴアテックスの独壇場。それに軽量で強度の高いナイロンリップストップの組み合わせは、多くの登山家から高い信頼を寄せられている。リップストップとは、ナイロンの生地に格子状のウネを作る事で、破れた場合に亀裂が拡大しないようにしたもの。
 ボトム
 地面に直接擦られるなど、素材自体の強度はもちろん、高い防水性が求められる。しかも、高い耐久性
が必要だ。その代表的なものが、ポリウレタンコーティング。テント地の防水コーティングとしてもっとも多く使われている。
 縫い目処理
 防水性の高い生地と生地の縫い合わせの処理もポイント。単に、縫い合わせただけでは、縫い目から水がしみ込んできてしまう。主要な縫い合わせ目には、内側からシームテープによる防水処理を施してあることが重要だ。

軽量&コンパクトがポイント
 最後に、山岳用テントは使用人数、山行の季節や場所によって、選び方も変わるが、前記した基本知識の他に共通する選択の基準は、軽さと収納のコンパクトさ。これらを踏まえて、ICI石井スポーツのスタッフのアドバイスを受けながらテントを選定すれば最適な一張りが見つけられる。


テント選択の目安

日帰り 3シーズン(無雪期) 冬期(有雪期) 森林限界を超える(有雪期)
求められる性能
●コンパクト性

突発的なアクシデントや気象の急変に備えてツェルトなどを携帯
 
求められる性能
●耐風性●携帯性

軽量で携帯性が高く、テント内温度を調節するための機能を備えたもの。
 
求められる性能
●防水性●携帯性
●耐雪性●保温性
厳冬期にはスタンドームテントのようなダブルウォール構造のものを。ジオデシック構造の設営が手軽なものが最適。
 
求められる性能
●耐風性●携帯性

森林限界を超えると遮蔽物が少なくなるため、耐風性の高いテントが求められる。
無雪期 有雪期


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