2019年 9月登山の日 「大いなる北の大地のいただきに愛おしき命棲む」

9月登山の日

9月登山の日

 

おすすめの山 【トムラウシ山】

今月は「トムラウシ山」を紹介しましょう。深田久弥の著書「日本百名山」-新潮社-によると「美瑛富士の頂上から北を見ると、尾根の長いオプタテシケの彼方に、ひときわ高く、荒々しい岩峰を牛の角のようにもたげたダイナミックな山がある。それがトムラウシであった。」と紹介されています。
今年、みなさんも早くも紅葉の季節を迎えるトムラウシ山を訪れませんか。
 
(行程)
トムラウシ短縮登山口-カムイ天上-前トム平-トムラウシ公園-トムラウシ山
※下山は日帰りの場合は同ルートを戻る。時間と体力と経験を積んだ方であれば、テント泊で層雲峡から縦走してくる。十勝連峰に縦走する。など様々なルートが考えられます。

 
コースの特徴
北の大自然の山にある登山道としては比較的整備されています。一般的に木の根やガラ場、残雪で登山道がはっきりしない箇所に十分注意すればよいでしょう。むしろ、このような個所に対応できない登山者は入山を控えましょう。非常にたおやかな山容ですが、悪天候やけがによる行動不能となったときに、そのたおやかな表情が、突如として般若の顔となることを心に留めて登山をしていただきたいと思います。
 
 

秋の快適登山術

9月は夏から秋に向い、山々は清々しい気候となり、高山では早くも紅葉も始まり、登山を楽しむには良い季節です。しかし、月半ばには秋霖と呼ばれる秋雨前線が停滞する時期があります。この時期は梅雨前線の停滞する時期よりも台風の影響もあり、降水量が多く雨の備えは特に必要です。また、北海道や北アルプスの山々では早くも降雪があり、秋を飛び越し、高山では一気に冬に向かいます。そこで、楽しさと厳しさ異なる側面を持つ秋の快適登山術をまとめてみました。
 
 
<紫外線対策>
9月はまだまだ日差しも強く、帽子やトレッキンググローブなどで紫外線を防ぎましょう。グローブは気温が下がったときにも有効です。加えて登山用の吸水性に優れた速乾性のタオルやバフに代表されるネック・ヘッドの兼用バンドは汗対策と冷たい風の吹くときの耳の保護やマフラー等などと暑寒両用で大変重宝します。
 
 
<水分補給>
気温が下がったとはいえ、登山中水分を発散していることはかわりません。口渇感を覚えにくい分、秋山の脱水症状は深刻化しやすいものです。特に9月初・中旬は残暑で意外と暑い時もあるので、夏に準じて水分とミネラル分を用意しましょう。
 
 
<トレッキングシューズ>
秋は落ち葉や長雨で湿った登山道など、不安定な足元になりがちです。以前より登場していますが、ビブラム社のメガグリップと呼ばれる高性能ソールを使用したトレッキングシューズは効果的です。
 
 
<ウエアリング>
近郊の山と1500m以上の中・高山ではこの季節ウエアリングを変えて登山をする必要があります。近郊の山では夏に準じて速乾性のウエアで朝晩の冷え込みや気温の低下に対処するため、軽量コンパクトなウインドジャケットを活用すると良いでしょう。中・高山では気温が零下に下がる事も考慮に入れて薄手のウール素材や高機能素材のアンダーが必要です。
寒いときは薄手のダウンジャケットを組み合わせる等の工夫をして、様々な温度変化に対応出来るウエアリングを心がけましょう。小屋泊まりやテント泊の宿泊を伴うときは勿論ですが、いざという時の為にコンパクトなダウンを持っていくのはお約束ですね。特に女性の方は足下から冷えるので、軽いダウンパンツやウール等のタイツを荷物の片隅に入れておきましょう。
 
 

9月登山の日
ブランド:モンベル
品名:スペリオダウンジャケット Men’s

価格:¥13,200+税
説明:高品質ダウンと超軽量素材を組み合わせ、保温性と軽量性を高次元で両立したジャケットです。登山だけではなくトラベルなど一年を通じて活躍します。

 
 

秋はテント泊入門に最適な季節

9・10月には敬老の日・秋分の日・体育の日と3回の3連休があります。暑さも落ち着き、荷物を担いでも体力の消耗の少ない時期なので、テント泊山行の入門に最適な季節です。是非テント泊山行にチャレンジされてはいかがでしょう。
 
 
<テントの選び方>
フライシート併用のダブルウォールテントが雨の多い日本ではスタンダードです。テント泊経験の深い方はシングルウォールテントも選択肢に入ります。テント収容人数は、表示の使用人数マイナス1で使うと快適です。雨の時などは荷物もテントの中に入れることを考えると余裕があるほうが良いでしょう。
 
 

9月登山の日
ブランド:NEMO
品名:タニ2P

価格:¥57,000+税
説明:吊下げ式で設営が容易。開放感のある広い入り口と前室により快適に過ごせる。

 
 
<テント泊の装備>
テント泊装備は日帰り装備+シュラフ・コンロ・コッフェルが必要です。
シュラフは春や秋はもちろん、夏でも山は明け方に気温が下がるので3シーズン用がお勧めです。コンロやコッフェルは日帰り登山でも山頂でラーメン・眺めの良いところでティータイムと積極的に使えます。コンロはゴトク4本タイプが、安定性が良くお勧めです。軽量化でゴトク3本タイプを使う人は、コッフェルのハンドルを握るなど取扱いに注意しましょう。また、コンロ台を用意すると安定性が良いのでお勧めです。コッフェルは大小2個組み合わせタイプがお勧め、メインでご飯を作り、サブで飲み物、日帰りの時は一個だけ持参などフレキシブルに使えます。最後にテント泊便利グッズとして、LEDランタンとドライシャンプーを紹介しましょう。LEDランタンはテント泊の快適性を大幅にUPしてくれます。夜だけではなく、早朝の朝食準備の効率もよくなるので今や必携装備ですね。
そしてドライシャンプー!テント泊で一番ネックとなる「お風呂に入れない問題」ですが、様々な体をふくシートが手に入りやすくなりました。くわえてドライシャンプーも持参すれば、この問題は解決です。ぜひお試しください。
 
 

9月登山の日
ブランド:イスカ
品名:エア450X

価格:¥38,000+税
説明:夏山から冬の低山まで幅広く対応できるモデル、女性や小柄な方向けのショートモデルも有り。

 
 

9月登山の日
ブランド:シーラーデルソル
品名:アロマドライシャンプー

価格:¥1,800+税
説明:髪や頭皮にスプレーし、なじませて拭き取るだけで汚れや臭いが取れる水のいらないシャンプー。

 
 

9月登山の日
ブランド:ハイマウント
品名:大判ウェットタオル3本入り

価格:¥260+税
説明:ノンアルコールタイプの肌に優しい体拭き用ウェットタオル。約300×600mmと大きく1枚でしっかり体が拭ける。

 
 
<テント泊の準備>
①通常の計画書に加えて、持ち物表を作ってチェックが必要です。
②悪天時に素早く立てて、たたむことが必要なので、テントを張る予行演習をしましょう。
※悪天時に収納しやすい大きな袋に変える等の工夫が必要。
③事前に荷物の置き場所や食事スペース作りなど、狭い空間を有効に使う練習をしましょう。
 
 
<食事計画>
はじめはフリーズドライ食品を活用すると、出発準備等にゆとりと軽量化が出来ます。
※フリーズドライに加えて野菜・ソーセージ等を持参してバラエティー感を出すと、十分満足できる食事となります。秋は朝夕が冷えるので、飲み物もお茶・紅茶・コーヒー・スープ・味噌汁等を少し多い目に持っていきましょう。Hotな飲み物は身もこころも暖かくしてくれます。
気候変化の激しい秋の登山は自然の厳しさと美しさを兼ね備えたすばらしい季節です。準備工夫を怠らず、すばらしい登山をされる事を願っております。加えて、町の観光課や自然保護センター・山小屋など様々な機関が情報を発信していますので、登山前によく調べましょう。
 
最後に、今年の夏も暑かったですね!夏バテに聞く山レシピを紹介して9月の登山の日締させていただきます。
 
 

【すだちが爽やかに香る、さっぱりソーメン】

9月登山の日
【すだちが爽やかに香る、さっぱりソーメン】
ソーメンを茹でて、スライスしたすだちを乗せて完成!
簡単で、食欲が落ちる夏にピッタリ爽やかソーメン。
ポイントは、滝壺の天然水を使って茹でたところです。
※麺つゆ、もしくは塩を少々振ると美味しいです。
【レシピ提供】石井スポーツ吉祥寺店 大島

 
 
 
 

トムラウシ山