登山の『三種の神器』

登山の『三種の神器』

登山をこれから始める方に、まずは揃えていただきたいアイテムが登山の「三種の神器」と呼ばれているこの3点です。
登山を安全に楽しむための最も重要かつ基本的な装備です。それでは1つずつ見ていきましょう。

登山靴

モンテラⅡGTX

まずは何はともあれ登山靴が必要です。きちっと足にあった登山靴を選ぶことで、山歩きの疲労を軽減し、「足」をしっかり守ってくれます。

ザック

バルトロ65

ザックは登る山や期間によって種類が変わるアイテムです。登山に必要な全ての荷物を収納し、背中に担ぐものですので身体にあったものを選びましょう。

レインウェア

ヘリーレインスーツ

山の天気は変わりやすいので、レインウェアは必須です。体を濡らさず低体温症の危険から身を守るだけでなく、気候の変化にも対応出来ます。

登山靴

山歩きの疲労を軽減し、「足」をしっかり守る。

街歩き用の靴で山を歩けなくはないですが、足への負担は大きく、疲労がどんどん蓄積されていきます。また、足を捻りやすく、グリップもあまりありません。

登山道は、街のように平坦に舗装されているわけでありません。

基本的に土や岩、木の根っこなどが露出したアップ・ダウンの傾斜がある不整地です。その過酷な条件の中を荷物を背負って歩きます。

登山靴であれば、足をしっかりと保護してくれ、疲れも軽減してくれます。

また、靴底も凹凸があり、滑り辛い構造になっていますので、滑って転ぶリスクが少ないです。

転倒などをすると、最悪の場合は命に関わることもありますので、登山靴はご自身にあったきちんとしたものを選ぶことがとても重要となります。

ザック

登山に必要な全ての荷物を収納し、背中に担ぐ。

山で必要なものは、ほぼザックに収納し背負って歩きます。

背面の形状やウエストベルトが、自分の体にフィットして背負いやすいものであるかが非常に重要です。荷物が多くなると左右にザックが揺れてしまい、とても歩き辛くなるためです。

また、ザックには様々な容量があって、登山目的にあったザックを用意すると良いでしょう。

そのほかにも、雨蓋の有無、ジッパー式か否か、ショルダーストラップがフィットするか、などを十分にご確認の上、ご自身にあったきちんとしたものを選ぶことがとても重要です。

レインウェア

体を濡らさず低体温症の危険から身を守る。

山で身体を濡らすと、低体温症の危険を伴ったり体力を余計に消耗したりしてしまいます。

「山の天気は変わりやすい」とよく言われますが、レインウェアは曇りや晴れた日でも常に持ち歩くものです。

また、雨が降らなくても、肌寒いときには防寒着としても機能するアイテムとなります。このレインウェア選びで重要なポイントは「透湿性」です。体を動かしてかいた汗が外部に排出されないと衣服が濡れたままの状態となり、体温低下を引き起こしてしまうおそれがありますので、蒸れを逃す機能が大切です。

つまり、外部からの濡れを防ぐ「防水性」に加え、内部の蒸れを逃がす「透湿性」の両方を兼ね備えたレインウェアを選ぶことがとても重要となります。

「石井スポーツで働く、こだわりの岳人」リポート

それでは、この「登山三種の神器」に関しまして、石井スポーツで働く店舗スタッフから、詳しく説明させていただきます。

「石井スポーツで働く、こだわりの岳人」

どうも、新宿東口ビックロ店店長清水です!

今回は、登山をはじめてみようとお考えの皆様に「登山三種の神器」をご紹介いたします。私自身、山に登ることも多いので、その経験を皆さんにお伝え出来ればと考えています。出身が甲府ですし、甲府店にも長年勤務していましたので、得に山梨のや登山事情には自信あります。是非お気軽にご相談ください。

新宿東口ビックロ店店長

新宿東口ビックロ店店長 清水

新宿東口ビックロ店

国内最大規模の登山専門店です。

新宿東口ビックロ店店内

新宿東口店の様子

なぜ「登山三種の神器」と呼ばれているのか?

私が学生の頃、この呼び名は、ありませんでした(苦笑)

私の学生時代(27、8年前の話ですが)は、まだ「登山三種の神器」とは呼ばれていませんでした。しかし、その時代からも、「これだけは絶対先に買え!」と先輩方から教えられていたのがこの3つのアイテムでした。

この『三種の神器』という言葉は、元々は歴代の天皇が継承してきた三種の宝物のことを指します。1950年代後半には「白黒テレビ」「洗濯機」「冷蔵庫」の家電3品目を、新しい生活・消費習慣を表す「豊かさ」や「憧れ」の象徴として『三種の神器』と宣伝していました。これは新しい時代の生活必需品ということだからですよね。そのキャッチコピー的な表現の影響を受けて、登山で確実に必要なものが「登山三種の神器」と呼ばれるようになったと思います。

初心者が「秋」から登山を始める場合の「三種の神器」の選び方

登山靴編

低山用の登山靴に「秋冬用」というのは存在しません。

個人的には初心者用の靴という言い方はあまり好きではありません。そもそも「初心者用の登山靴」というのも存在しません。

登山靴選びは、行く場所や環境、季節などを考慮した上で適した靴が存在するので、まずはそれを考えることが一番重要です。

例えばですが、初心者の方でも、いきなり「冬の北アルプスに行きたいんです!」という方がいらっしゃったとした場合、当然、それなりの装備が必要なんですよね。やっぱり行く場所や状況に合わせた装備が必要なのです。そもそも初心者はこれでいい、というのはないです。

また、登山を秋から初めて冬も低山を歩きたい、という方も結構多いです。しかし、低山といえども降雪直後などは軽アイゼンやチェーンスパイクが必要になってきます。

あとは、どのような山登りがしたいかによって、最初にオススメする靴が変わってきます。雪が降ったら絶対行かない!という方であれば、最初はライトな靴で楽しんでいただき、それから徐々にレベルアップしていきましょう!という考え方もあります。逆に最初から志が高くて、「絶対に低山は、一年中歩く!」という方であれば、それなりにしっかりした靴をオススメします。

店舗にはたくさんの登山靴をご用意しています。

靴紐の結び方をお伝えすることもあります。お気軽に。

こだわりの岳人・清水店長オススメ!初心者向け「登山三種の神器」定番アイテム!(登山靴)

バルトロ65

AKU
モンテラⅡGTX

軽量で履きやすさ抜群の1足。グリップ力の高いソールは濡れた路面でも滑りづらく、ラスト(幅)はゆとりがあり履き心地も快適。コストパフォーマンスにも優れたオススメシューズ。

カイラッシュライトGTX

スカルパ
カイラッシュライトGTX

しなやかで剛性感のあるトレッキングシューズ。ゴアテックスを使用しており、雨や泥から靴を守ります。ゆったりとした作りでフィット感の良い履き心地。

アルバトレックISG GTX

AKU
アルバトレックISG GTX

2019年発売モデルが日本限定で先行発売!軽さ、歩きやすさ、そしてソールの硬さのバランスが良いトレッキングブーツ。

ザック編

ザックにもサイズがあります。ポイントは「背面長」です。

まず、『自分の体にザックのサイズや形状がフィットしているか』ということが非常に重要になってきます。サイズが合っていないと「肩・腕が擦れて痛い」といったことも発生しますし、長時間の登山になればなるほど、体にかかる負担が大きくなっていきます。

このザックのサイズですが、基本的には、ご自身の「背面長」の長さで選ぶことになります。

「背面長」とは、首の付け根の第7頚椎骨から骨盤の上部の間の長さのことです。これが、ザック選びの基準となりますので、初心者の方は、ぜひ店舗スタッフにご相談の上、試着をオススメいたします。

また、正しいザックの背負い方も覚えていただく必要があります。ザックには、腰、肩、胸などとフィットさせるためのベルトやハーネスなどがついています。それらをしっかりと装着し、体に密着させることが重要です。

あと、最近では、夏場の通気性を考えた「背面メッシュ」のタイプが結構出ています。こちらの機能は優れておりますが、冬山などの雪が降るシーズンでの使用となると、そこに雪が詰まってしまう・・・というデメリットがあります。ですので、冬まで登山を続けるか?冬の登山をどのようにしたいかでもザックの選び方が変わります。

ザックは、お客様の体にフィットするものをオススメ

ザックはには多くのサイズ・バリエーションがあります

こだわりの岳人・清水店長オススメ!初心者向け「登山三種の神器」定番アイテム!(ザック)

フューチュラ30

ドイター
フューチュラ30

ハイキングに新たな快適性をもたらすライトウェイトで機能的なトップローダー式パックです。長めの工程のデイハイクやトレッキングに適しています。

ミレー/サースフェー30+5

ミレー
ミレー/サースフェー30+5

安定性の良さはもちろん多機能で定評のサースフェー。身長や体格に合わせてサイズの選択が可能。また2気室構造により本体下部にも容易にアクセスできる。

ジェイド33

グレゴリー
ジェイド33

容量と終日続く快適さが完全に両立しており、どの季節でも幅広くお使いいただけます。クロスフロー・サスペンションの優れた通気性を持つフル装備パック。

 

レインウェア編

レインウェア選びのキーワードは、「透湿素材」です。

私が高校山岳部に入部したのは、27、8年前ですが、当時は学生でお金に余裕もなく、最初に買ったレインウェアは透湿性の低い安価なレインウェアでした。

今まで、様々なレインウェアを着用してきました経験上、気温が下がってくる秋口から登山を始めたい方には、少し高価ではありますが、透湿性の高いゴアテックスに代表されるような「透湿素材(防水+湿気を通す素材)」のレインウェアが一番お勧めです。

特に秋口から登山を始めたい方は、どんどん気温が下がってくる時期ですので、やはり雨具に関しては、より透湿性の高い汗冷えがしにくいもの、低体温症のリスクが少ないものがお勧めです。

しかし、例えば、夏に、高尾山にハイキングに行かれる場合ですと、ゴアテックスを着るのはもったいないかも・・・という方もいらっしゃいます。その際は、リーズナブルなもので大丈夫ではありますが、やはり、秋口になってくるとそうはいきませんのでじっくりご検討いただきたいです。

カラフルでおしゃれなレインウェア

やっぱり透湿素材をオススメ

2018 秋 オススメ!初心者向け「登山三種の神器」定番アイテム!(レインウェア)

HELLY RAIN SUIT

ヘリーハンセン
HELLY RAIN SUIT

3層構造の中間層、防水メンブレンをポリエステル膜にすることで性能が向上し、雨天などの過酷な状況下でも高い防水透湿性を誇るようになりました。

RAINTEX PLASMA

ノースフェイス
RAINTEX PLASMA

登山を中心としたアウトドアフィールドでの雨風に対応するゴアテックス層構造の防水透湿シェルです。

CLIMB LIGHT JACKET

ノースフェイス
CLIMB LIGHT JACKET

ゴアテックス マイクログリットバッカーを採用した軽量な防水レインジャケット。コンパクト収納が可能な270gの軽量設計。

新宿東口ビックロ店でお待ちしております!

ありがとうございました!今回は、ためになりましたか?

まだまだ、たくさんありますが、もっとお知りになりたい方は、ぜひご来店の上、お気軽にご相談・ご質問ください!

次回は、冬の時期の「三種の神器」についてご案内いたします。ご期待ください。

新宿東口ビックロ店
店長 清水

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